γナイフ


昨日は、母親のγナイフ治療前入院。どうしても時間を取れず、付き添いは妻にお願いして、夜だけ病室に様子を見に行った。

今日は治療当日。引き続き妻に付き添いをお願いする。以下は、妻に聞いたことの記録。

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今日はT医師が病欠らしいので、担当は、H医師。この先生は、実は前回の治療のときにも担当だったようだ(ちなみにH医師は、私がγナイフを知るきっかけになった論文記事の執筆者だったことがわかった)。


H医師が25分くらいかけて詳しく解説してくれた模様。


a)右側頭葉に1つ → 今回の治療対象。サイズはおにぎりに入ってくる梅干し程度

b)小脳に2つ → 十分小さいため今回は対象外


bの詳細:
肺から脳に転移するケースは多い。
肺のがん細胞は「腺腫」といって、「潤いをもつ細胞」で水を貯めこむ性質がある。このため、同じ性質の細胞が小脳に入り込んだため、内側に水が貯まってしまった。γナイフ照射によって水はなくなってサイズも小さくなり予後は良好。

H医師「こう言ってはなんだが、年齢や小脳の状態を見ると全て『アウト』の状態だった。とくに小脳の大きさからすると8〜10ヶ月もつかどうかという状態だった。ここまで小さくなっていることは大変珍しい。」


aの詳細:
白い部分とリング状の黒い部分から成る。
この白い部分は「むくみ」で、飲み薬によって抑える。黒い部分は病変の可能性のある箇所。
今回の照射によって2年は大丈夫だろう。徐々に小さくなってくるはず。
ただし、MRIは3ヶ月に1回は受けること。些細な変化にも要注意。


肺の治療もうまく行っている。

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■ 今後の予定
8/22(水)K病院